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              以下に紹介するこれらの古書は既に絶版となっているがINCCのコンベンションやネットオークションで入手できる。 
            付録のプライスリストは今では全く意味がないが1971年当時、ティーセットが$24〜$62、ペアのベースが$12〜$25、10インチのプレートが$5〜$8となっており、アイテムのグレイドにもよるが当時の流通価格は今や隔世の感がある。 
             
             
            【 The Colorful World of Nippon 
            】
            Florence Meyer 著 1971年発行
  
                           
             
            【 The Enchantment of Hand Painted Nippon 
            】 Paul & Candace Lima 著 1971年発行
  
                             
             
            【 Nippon Hand Painted China 】 Dorotha
            Robinson 著 1971年発行
  
                             
             
            【 Nippon  Hand Painted China 】 Gene
            Loendorf 著 1975年発行 
             
                           
             
             
             
            以下は国内外を問わずオールドノリタケに関する書籍や冊子カタログ、資料等を集めてみた。折をみて漸次解説をしてゆきたいと思う。 
             
                          
  
                            
  
                 
  
                            
  
                         
  
                         
  
                            
  
                          
             
                          
  
                          
  
                          
  
                          
  
                          
  
             
                          
  
                            
  
                          
  
                          
  
                          
  
                           
             
                           
             
             
                           
  
                           
  
                       
 
  
            ▼ ハワード コトラー (Howard Kottler) について 
             
            オールドノリタケ・アール・デコに魅せられ、その再発見の端緒を開いたのはアメリカの陶磁研究家ハワード コトラーである。 
            彼はシアトルのワシントン大学で陶磁史を教える傍ら、1970年頃からノリタケ・アール・デコを収集し始め、彼のコレクションが1982年に『ノリタケ・アール・デコ陶磁器--ハワード コトラー コレクション展』としてスミソニアン研究所とワシントン州立大学によって開催された。そしてその後全米を巡回し、翌年日本に里帰りするのである。下の『NORITAKE ART DECO PORCELAINS』と題するカタログがそのコレクション展のものである。一般にノリタケ・アール・デコはアカデミズムの外から草の根によって評価され、収集の対象となったとされているが、実際はこのコトラー教授をはじめ、現在NCSで活躍するデビッド・スペイン ワシントン大学教授など、寧ろアカデミズムの立場から一般大衆へと裾野が広がっていったことも否定できない。美術史において忘れられていた芸術作品の突然の再発見やその認知を素直に受け入れることへの『躊躇い』がアカデミズムにはあるのかもしれない。 
             
             
                           
  
             
            
  
                               
            
  
                              
  
                              
 
 
  
                           
  
             
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